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UCLA留学報告

江口依里

江口依里

「えぐちえりのロサンゼルス2年間」
こんにちは。大阪大学医学系研究科予防環境医学専攻公衆衛生学教室博士課程の江口依里と申します。2年間阪大を休学させていただいて、公衆衛生学修士(MPH)を取得しにアメリカ、ロサンゼルスにあるUCLA行ってまいりました! 今回はここに簡単な留学報告をさせていただきます。

UCLAとLA

UCLAイメージ

UCLAはカリフォルニア州、ロサンゼルスにある学生数約3万7千人の大規模な学校です。スポーツが盛んらしく全米最多の優勝数を誇ります。
ロサンゼルスには遊ぶところがたくさんあって、有名どころでは、ビバリーヒルズ、ハリウッド、サンタモニカビーチなどが近く、ダウンタウンに行くとリトル東京などもあります。

ハリウッドイメージ ビバリーヒルズイメージ
日本人はたくさん住んでいて日本のレストランもたくさんあるし、日本のスーパーマーケットなどもいくつかあるので日本人には住みやすいです。

パーティーイメージ

ジャズクラブイメージ 家はオンラインで探せます。"craigslist"という日本で言うヤフーオークションの大 きい版のようなウェブページがあるのですが、そこで何でも売り買いができます。

家もルームメートも探せちゃいます。"びびなび"という日本のページも日本人には 役に立ちます。

あちらの人はパーティーがお好きです。週末はどこかの家でパーティーをやることが多いですね。年の終わりには学校でもパーティーです♪

他にもロスではドジャースの試合を見に行ったり、ハリウッドボールのコンサート に行ったり、ジャズクラブに行ったり、ベッカムの試合を見に行ったり、UCLAのフッ トボールを見に行ったり…と遊びは盛りだくさんです。


アメリカ旅行

長寿の島

せっかくアメリカに2年いるんだから…とアメリカ旅行も欠かせません。 サンフランシスコ、サンディエゴ、サンタバーバラ、グランドキャニオン、ラスベガス、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ナイアガラ…といろいろ行きました。 どこもよかったですが、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ、ナイアガラの滝、グランドキャニオンなどは本当にきれいで壮大で感動でしたね。ボストンの町並みや、ニューヨークの喧騒もよかったです。

困ったこと?

沖縄の金融システムまぁ、アメリカ生活、結構困ることもあるわけで…アメリカの銀行やお店のサービスは日本ほどよくありません。おそらく日本人とアメリカ人の働く態度の違いなのでしょうかね?まぁ、まじめなアメリカ人もたくさんいるのですが…銀行などで質問しても自分の担当じゃないから知らないと平気で言われたりしてしまいます。 車の修理なども気をつけないといけないですね~。変な人に引っかかると治しているうちにほかの部分を壊されてまた修理に来るようにしてぼったくられたり、気をつけないと信じられないことがいろいろ起こります。

UCLAの公衆衛生学部

私はMPH(Master of PublicHealth)という学位をとってきました。 UCLAの公衆衛生学部ではほかにもMS(Master of Science)、PhD (Doctor of Philosophy)、DrPH Doctor of Public Health)などが取れます。 UCLAの公衆衛生学部には、疫学 生物統計 地域保健 環境衛生 医療サービス の5つの学科があって入学者は医療従事者以外にも法律、経営、メディア、心理関係とさまざまです。ちなみに私は疫学を専攻してきました。入学にはTOEFL GRE 大学の成績 Statement of purpose 推薦書 その他のいろんな書類が必要です。各大学のホームページで調べると良いですね! セメスター制の大学が多いようですが、UCLAはクオーター制で、春、夏、秋、冬学期があります。夏は基本的に休みですが授業も取れます。

授業内容

基本的に疫学 生物統計 地域保健環境衛生医療サービスの5つの学科の最も基礎のクラスはどの学科の人も受けなければいけない学部必修となっています。 疫学科ではもちろん疫学のクラスを中心に取らないといけないのですが、生物統計のクラスも結構取らされました。統計は大事ですものね。授業で使った教科書やスライドなども持っているので必要な方はおっしゃってくださいね! 選択授業では国際保健の認定書をもらおうと思って国際保健の授業を中心に取りました。 単位は認められないけれど、コーラス隊のクラスや、ジャズのクラスをとったりして、楽しかったですよ!
今後の研究

大阪大学で学ばせて戴いたことを大切に、遅々としたペースではあります が、成果を形にしていかなくてはいけないな・・と思っています。
ゆっくりと時間が流れる沖縄で、最初に覚えた“うちなー口(沖縄方言)”は、「なんくるないさぁ」(何とかなるよ。大ジョブだよ。)でした。
これからどうなることやら、不安に思うことも多いですが、同時に楽しみでもあります。遠い島の教室員ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


というような感じでUCLA留学レポートをお送りいたしました。何かためになったことはあったでしょうか。ご質問がありましたらいつでもメールしてくださればお返事差し上げたいと思います。それではこれからもよろしくお願いいたします。

江口依里

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